ここは、プリキュア専門の百合小説書き・猫塚鶉の避難先です。
『日常を守るために敵を打ち払う拳』……。
しかし、その握り締めた拳を開けば、
『日常を守るために敵へ差し伸べる手』へと変化する。それがプリキュア。


比重の置き方は、『HUGっと!プリキュア』と『ふたりはプリキュア』で半々といったところか。
キュアエールは、主人公として、この映画のテーマと向き合うポジション。
キュアブラック・キュアホワイトは、プリキュアシリーズのレジェンド・オブ・レジェンドとして、
仮面ライダーにおける本郷猛(藤岡弘、)のポジションだった。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

毎回恒例のライト説明が終わると、いきなり始まる『ふたりはプリキュアMax Heart』
……この部分は、いわゆるアバンタイトル部分なのですが、謎の巨大モンスターとガチバトルです!
舞台は、おなじみの横浜みなとみらい。
キュアブラック・キュアホワイトに続いて、二人の娘・シャイニールミナスにも強者の貫禄がにじみ出てます。(高速回転中の観覧車に悠然と腰を下ろすシーン)
ドツクゾーンとの戦いが終わったのちも、三人はこのようなカタチで世界の平和を乱す敵と戦い続けてきたのでしょうか。
とりあえず、流れるような勢いでエキストリーム・ルミナリオを炸裂させます。
勝利後に一息ついたところでミデン来襲。
アバンタイトルで、いきなりラスボス戦。
――― ここでルミナスが、必殺バリアでミデンの攻撃を防いでいれば、
その隙に体勢を立て直したブラックとホワイトが、問答無用のマブスクをぶち込んで映画終了だったのですが……。

●Aパート

場面は変わって、HUGプリチーム。
はぐたん撮影会場にミデン襲来。
こいつ、全プリキュアの技を使えるとか…………何その初期キュアエコー設定。
さっそく、こちら側でもガチバトル開始です。
JSキュアは軽くて投げやすいという特性を活かして、
キュアアムールが、キュアマシェリを使った人間砲弾で奇襲を成功させますが、
さすが映画のラスボス、序盤でやられるはずもありません。
ハーティエル・アンクションでHUGプリチーム全員の動きを封じた所へホイップ・デコレーションを叩き込み、
続けてダイヤモンド・エターナルをぶちかますという凶悪コンボ。
しかも、それに追加でパッション・ダイナマイトが来ます。(※ 11/3文章訂正)

愛崎えみるの前周回 ――― ネジル・ネジールの因果で、ルールーがボルトに!?
キュアブラックとキュアホワイトが救援に来てくれますが、
キュアアンジュ、キュアエトワール、キュアマシェリ、キュアアムールに続いて、
ほのかまでもが赤ん坊に変えられてしまいます。
ここから育児地獄の始まり。
いや、ほんと、キツさでいうと、ラスボス戦以上の戦いが繰り広げられていました(笑)
終始泣き喚いて靴投げまくるマシェリ、はなに不信感バリバリのアンジュとエトワール……。
全然言うコト聞かないし、隙見てスグに逃げるし、と(笑)
メポミポもえらい目にあってます。
コミューン形態になって乱暴なベビーズの手から逃れようとしたら、コミューンごと割られそうになったりとか……。
こんな感じなので、中学生・野乃はなの心が折れかけます。……いや、軽く折れてましたわ。

アムールがおとなしかったのは、元・無機質な存在ゆえか。マシェリ抱っこしてる姿が可愛かった。


「ほのかのことが大好き!」
「わたしの一番大事な人を返して!」


なるほど、
なぎさにとって一番大事な人は、藤P先輩ではなく、ほのかだそうです。
そりゃもう、愛する人にプロポーズ的なものをぶっちゃけられたら、
奇跡の一つや二つ起きますわ。ミラクルライトぐらい出てきますわ。何の問題ありません。
……というワケで、ほのか復活。
ハイ、ここで、なぎさと軽くラブラブしまーす。スタッフの皆さん、わかってるやん。
未成年同性婚夫婦が再び変身。
ミデンの放ったフローラル・トルビヨンを手刀一振りでポイッと軽く蹴散らします。
――― プリキュアがトドメに使うレベルの必殺技も、
物理系を極めたブラックとホワイトの二人にとっては、回避するまでも無いレベルなようです。マジか。


さらに野乃はなのメンタルも復活。
引坂理絵さんの声が物凄く『漢(おとこ)』です。
五條真由美さん&宮本佳那子さん、プリキュアソングを代表する二人が熱唱する挿入歌『リワインドメモリー』をバックにプリキュアバトル(肉弾戦)が出力全開!
アンジュたちも復活したので、チアフルアタックでミデンをぶっ飛ばします。……が。

●Bパート

ミデン城爆誕。
内部に多数の幼女(ベビープリキュア)を軟禁しているという、かなり事案的なレベルな場所です。
ミデンが犯罪に走らないうちに救出しないと!
オールスターズの問題児・キュアマリンが何かやらかしているんじゃないかと気がかりでしたが、
記憶を無くしてベビー化した彼女は、他のベビープリキュアと同じく、普通に可愛い幼女でした。
つまり、あの珍生物ぶりは後天的なモノだったのか。

2018HUHU.jpg (←クリックで大きく)

本を読んであげているムーンライトが、ちょっぴりおねーさんしてて可愛いです。


さてミデン城、
プリキュアの記憶を奪っただけあって、知的なトラップが仕掛けられています。
あまりに不自然に、これ見よがしに置かれた冷凍みかんトラップ。

マシェリがいてくれなければ危うく引っかからないところだったぜ!
「計算どおりだし!」の、あのプリキュアの記憶が生み出した恐るべきトラップだった。

キュアアンジュが、薀蓄女王ことキュホワイトが引くレベルのカメラの知識を披露したおかげで、
ミデンの正体がカメラであるコトが分かりました。
つまり、ミデンの魂を救うためには、
プリキュアのR-18な写真を撮りまくらなければならないというワケだ。なるほど。
……実際にそういう同人誌が冬あたりに出そうな気がしますが、それは置いといて、
キュアエールはミデンを倒してしまうコトに疑問を感じていきます。

バトルの末、ブラック・ホワイトもベビー化され、HUGプリチームはミデンの内部に呑まれて消え、
……まさに絶体絶命の状況ですが、これはプリキュア映画。スクリーンの外にも頼もしい援軍がわんさか居るのです。照明の消えた劇場で、奇跡の光がまぶしく踊ります!

いよいよクライマックスフェイズ。
ミデンの内部で『対話』をしようとあがき続けるキュアエール、
そして無数に湧き出した黒ミデン(ミデンの分身)の相手をするプリキュアオールスターズ。

キュアマシェリとキュアアムールによる合体全方位光撃、
キュアマカロンの猫じゃらしジュリエンヌ、
キュアフェリーチェは安定のピンクトルマリン、
ちょっと見ない間に鈍器振り回す子になってしまったキュアフローラ、
黒ミデンの群れをラブリービームで焼き払う殲滅天使・キュアラブリー……。

全部書ききれねえ。

ラブ兄貴の「出逢いが敵同士でも、やり直せる」のセリフが印象に残りました。
えーっと、この人、
やり直した結果、恋人同士になって、親公認のもと、同棲生活を始めたんでしたっけ?

一連のバトルで特筆すべき点は、キュアマリンが全然変な真似をしなかったというコト。
本当にどうしたんだろう、今作のこの子は。
子供たちのミラクルライトで浄化されて、普通のプリキュアになってしまったのだろうか?

プリキュアたちが大暴れを決めてミデンの力を削ぎ落とし、
ついにミデンの『本体』と向き合ったキュアエール。ハグの温もりで彼の孤独を包み込みます。
そして、「プリキュア・レリーズシャイニングメモリー」
S☆Sチームの回想で満・薫が出てきた瞬間、思わず軽く涙出ました。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

劇場で子供たちが振ってくれるミラクルライトの輝き、
そして、劇場を出る時に聞こえてくる「面白かった」という子供たちの声、
プリキュア映画はコレがいいのです。

で、今作の感想ですが、
本当に、心からプリキュア15周年にふさわしい映画だと思いました。
プリキュア ――― 幼女をメインターゲットとするアニメでありながら、
少年・大人向けのアニメ以上に、ガチな厚みを持ったバトルをしてくれます。
パワフルさ・スピード感・視覚的エフェクトが華やかな必殺技、
なによりも戦うコト(守るコト)の裏にある大切な日常の重み。
ドラゴンボールとは違う方向性で、本気度が高いです。
プリキュアシリーズの主人公は、今作でなぎさが言ったように、ただの中学生。
……ですが、『逃げないで向き合う』ことを貫く中学生でもあります。
おそらくそれは、
メインの視聴者である幼女たちの未来の姿。

今作は「思い出=歴史」「応援=支え」「何でもなれる=未来の可能性」が
一つの作品の中に非常にうまく溶け合っていました。
ミデンの暗く冷たい孤独に、はなの想いが寄り添うことで、光ある未来が訪れた。

彼(ミデン)はこの先、カメラとして美少女を撮り続けることが出来るんだろうなぁ。
くっそ、羨ましい! 最高じゃないっスか!
言い値で買うから、みらいとリコが、はーちゃんに隠れてイチャイチャしてる写真を是非!

あと最後に一つ言いたいのは、
CGで描かれたキュアラブリーの腰から太ももにかけての、育ち盛り特有の微妙なムッチリ感。
やっぱこの子が一番最っっっ高ですぜ!!
スタッフの皆さん、ありがとうございました!!
これからも、CGプリキュアの下半身には特に注意を払いつつ、
末永くプリキュアを応援していきたいと思いまふー。くまーっ。
2018111.jpg (←クリックで大きく)

初代、なかよし本誌に帰還。
「ふたりはプリキュア」のふたりが ――― とアオリ文にはありますが、
なぎさ・ほのかが出る以上、当然のように二人の娘・ひかりも登場します。
ちなみに第二子はまだのようです。

MH最終話が掲載されたのが2006年2月号(発売日は2005年12月28日)
2018116.jpg (←クリックで大きく)

あれから随分と月日が流れました。なかよしの値段も450円から580円に大きくUPしました。


2018112.jpg (←クリックで大きく)

翌日の試合の誘いに、あっさりとオーケーを出す野乃はな。
えっ、もしかして家、近いの……?

もし、はなが「あした、クライアス社にカチコミかけるんだけど…」って誘ったら、
初代組の三人さん、普通にピクニック感覚でついてきてくれるんじゃないか?

それよりルールー、「ポンポン、ポンポン!!」って……。
……ああ、そうか。
えみるのチア姿が可愛すぎて、ルールーの言語機能に一時的なトラブルが発生してるんだろうな。
ナナメからチョップして直さないと。

2018113.jpg (←クリックで大きく)

ベローネのエース、勇ましく出陣。
今回はなぎほのひかだけではなく、シホリーナも出してくださっておるのね。

はなたちの応援に最高のプレイで応えようとする美墨なぎさと、
なぎさたちに最高の応援を送りたいと懸命になる野乃はな。
しかし、二人の熱い気持ちが上手く噛み合わず、ベローネ学院はピンチに ――― 。

ここで、ほのかが正妻の貫禄を発動!

2018114.jpg (←クリックで大きく)

2018115.jpg (←クリックで大きく)

ベローネ一の知将こと雪城ほのかは、
いかにして、この窮地を乗り越えたのか?
さあ、シンキングタイム。制限時間は1分です。

考え終わった人は、
今月のなかよしを買ってきて、答え合わせをしてみよう!